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Yahoo個人ニュースを配信しました。「三菱UFJモルガンの幹部が顔出しでパタハラを訴えた、その思いとは。」


三菱UFJモルガン・スタンレー証券に勤める機関投資家営業部の特命部長、グレン・ウッド(Glen Wood)さん(47)は、自身の育児休業取得をきっかけに” 仕事を干される”などのハラスメント(パタハラ)や正当な理由なく休職命令を受けたとして、10月26日東京地裁に地位の保全や賃金の仮払いを求める仮処分を申し立てた。

2016年3月、ウッドさんは3カ月の育児休業を取得した。海外在住のパートナーとの間に子どもが生まれたが、事情があり結婚はせず、シングルファザーとして子どもを育てることになった。3ヶ月間の育休中にベビーシッターの手配など、これまでどおり働ける体制を整えた。

ところが、復帰の日に「どうして戻ってきたの?』と周囲に言われた。ウッドさんの育休中に、「彼は辞める、戻ってこない」と話されていた様子だった。今までの仕事は取り上げられ、少人数のクライアント業務だけやるように言われた。仕事を完全に干され、閑職に追いやられた。

その後も半年以上にわたるハラスメントで、ウッドさんは心身の不調を感じるようになり、医師から「うつ状態」との診断を受けた。主治医の診断に従い、2017年1月から休職に入る。2017年7月、約6カ月の療養を経て、主治医から復職可能と診断される。診断書には「ウッド氏のうつ病は会社の対応により高ストレスを生じ発症したものであり、環境調整がなされるなら職場復帰な状態まで回復している。その環境調整はウッド氏の職務を軽減したり異動させることではなく、旧職に復帰させることにより成就できるものである」とあった。

しかし、この診断書が出ても会社が提示したのは「業務も報酬も半減する」という条件だった。「体調を崩したので、元の業務は無理だ」という会社の判断だった。ウッドさんはこの条件を拒否。折り合いがつかないまま、10月18日付で会社より無給休職を命ぜられた。

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